トマト

トマト(学名Solanum lycopersicum)は、ナス科ナス属の植物。赤茄子(あかなす)、蕃茄(ばんか)、小金瓜(こがねうり)などとも言う。多年生植物で、その果実は食用として利用される。原産地は南アメリカ大陸のペルーやエクアドルなどを中心としたアンデス山脈周辺の高原地帯であると考えられている。

日本ではピンク系トマト(‘桃太郎’系)が生食用として広く人気を博し、赤系トマトはもっぱら加工用とされた。しかし近年になって赤系トマトには、抗酸化作用を持つとされる成分リコピンが多量に含まれていることから利用が見直されてきている。他に白、黄、緑色のものがある。果実にはゼリー状物質が満たされている。

他に、実が細長いイタリアントマトや、実が極めて小ぶりで凹凸の少ないミニトマトがある。

農林水産省の品種登録データベースによれば、100種を超えるトマトが登録されている(2003年7月4日現在)。登録者はカゴメ株式会社が多い(品種登録は、品種の開発を行ったものなどが登録をすることで、その品種の育成に関わる行為を他人に許諾する権利を登録者に一定期間与えるもの)。野菜類の登録品種数はおよそ800前後でありトマトの占める割合は大きい。一方でF1品種は登録されないことが多く、桃太郎などの有名な品種の登録がない。